どうも、たけしです。
最近、エアブラシを使ったガンプラや塗装をガシガシやっていってます。そこで今回は塗装で失敗しないための塗料の希釈方法を紹介したいと思います。出来るだけ簡単で確実な方法を紹介します。
主に使っているのはGSIクレオスから出ているMR.カラーやMR.メタリックカラーGXです。
塗装するときに最も失敗の原因になりやすいのが、塗料の希釈。塗料の割合
エアブラシ塗装の失敗の原因
これは経験則ですが、エアブラシ塗装で失敗するときの主な原因は塗料の希釈のミスによるものです。
・塗料の割合が多いとき
塗料の割合が多すぎると、エアブラシが詰まったり、めちゃくちゃ濃くなったり、モールドが消えたりという失敗につながります。
・塗料の割合が少ないとき
塗料が緩くなりすぎて、塗装面で垂れて食いつきが悪いといったことが起こります。何度も重ね塗りしても中々色が乗らない。こういったことが置きます。
正しい塗料の希釈の割合とは
プロの方のDVDとか動画を見ていると、めちゃくちゃ簡単そうに、しかも感覚でやっている方もいますが、素人には不可能な芸当です。断言します。
私が主に使っているGSIクレオスのMR.カラーやMR.メタリックカラーは塗料と薄め液の割合が1:1とのことです。これはクレオスの動画で確認しました。ちなみに1:2だとかなり緩くなります。1:3だとゆるゆるで薄いです。
(ちなみにシャドウ吹きのときはスモークグレーを1:2や1:3で薄めて吹きます。)
これは使う塗料によって微妙に違うようですので、使う塗料の水晶の割合を確認しましょう。(ちなみにタミヤのラッカーは1:1だと緩い気がしました。)
塗料を正確に希釈する方法
塗料を正確に希釈するには、あるアイテムを使います。
それが巷でも良く売られている、メモリ付きのボトルです。メモリ付きのボトルの目盛に合わせて塗料を入れ、薄め液を入れます。
と言うわけで実際に↓で実行しています。
実行例
先日塗装していた時のと塗料の希釈風景を撮影してみました。
今回使ったのはMR.カラーGXのハーマンレッドという色で、かなり隠ぺい力が高く発色の良い塗料です。
塗料を100回程度かき混ぜた後、メモリ付きのボトルに入れていきます。ここでは、タミヤの目盛付きのボトルを使って、5mlのところまで塗料を入れています。
その後、薄め液を10mlのところまで足しました。
かき混ぜるとこのくらいの色味です。結構濃いですね。
塗料の粘度は、このかき混ぜ棒についた塗料が下に垂れるくらいです。
(同じ要領で希釈しても塗料によって粘度は変わってきます。MR.メタリックカラーGXだともっとサラサラしていた気がします。)
実際に吹いてみるとこんな感じです。
右が吹いた後です。かなりきれいに色がついています。垂れてもいないのでいい感じです。成功して良かった(笑)
一度使ったボトルは掃除しましょう
何度も再利用可能なので、一度調色につかったボトルは、ツールクリーナーで掃除しましょう。スポイトでちょっと垂らしてティッシュかキッチンペーパーで塗料を拭き取りましょう。
※ツールクリーナーを拭き取った後のゴミは揮発するので、そのままゴミ袋に入れるとめちゃくちゃ臭くなります。家の外のゴミ箱とかに捨てておいた方がいいです。
手間だけど目盛付きボトルで希釈をオススメ
感覚だけで上手く希釈出来る方にこの方法は手間でしかないと思います。
しかし、私のように駆け出しモデラーの方が塗料の希釈をするのは実は結構ハードルが高いと思います。
一度ボトルに入れて混ぜるだけでいつもより上手く塗装できるなら安いものだと思います。それにボトルで塗料を混ぜているうちに、意外とどれくらいが目安なのか分かってきたりします。
今回使ったアイテム
今回使ったアイテムをそれぞれ記載しておきますので参考にしてください。
これ以外にも普段使っているツールなど公開していますので↓も参考にしてください。
>>実際に使っている塗装ツールやエアブラシの紹介