ガンプラのメタリック塗装にオススメの道具や手順
どうも、たけしです。
ここでは、ガンプラのメタリック塗装にオススメの道具や手順を紹介したいと思います。最近よく使っていて非常にオススメなのが、GSIクレオスから発売されているプロスプレーというエアブラシです。
ここでオススメしているプロスプレーで塗装したサンプルが↓のリンクに掲載されているので合わせて参考にしてください。
>>MR.メタリックカラーGXでメタリック塗装したガンプラやプラモデル
そもそもプロスプレーってどんなもの?
プロスプレーとは、GSIクレオスから発売されているエントリー用のエアブラシです。エントリーとはいえ、かなり使えるアイテムです。
一般的なエアブラシとしてイメージするものと少し違う点として、塗料を吸い上げて吹き付けるという特徴があります。他のものはカップに塗料を入れ塗料が落ちていくという仕組みですが、こちらは吸い上げ式です。ボタンはシングルアクションで押せば塗料が吹き付けられます。口径は0.2mmと0.4mmが付属しています。
使い始めたきっかけ
どうでもいいことかもしれませんが、きっかけは、模型屋さんの店長のオススメだったからです。模型屋さんの店長に「メタリック塗装を上手く吹きたいのですが、どうしたらいいですか。高いエアブラシが必要ですか?」と聞いたところ、プロスプレーの存在を教えてくれました。
オススメの用途
私は常に0.4mmの口径で使っているのですがかなり勢いよく塗料が出ますし、広範囲に塗装が出来ます。
私は、主にガンプラのMGシリーズやゾイドのHMMシリーズのメタリック塗装に使っています。もちろん、ガンプラのHGシリーズやダンボール戦機などの塗装にも使っていますが、その辺りは0.3mmの通常のエアブラシを使うことも多いです。
それから、完成した後のトップコートを吹くのに使用しています。ノズル兼用となるため、トップコート用に1台買い足そうと考えています。
使ってみた感想
これまで0.5mmのエアブラシで塗装していましたが、それと比べても驚くほど簡単に綺麗に、艶のあるメタリック塗装が出来ます。
まさか2000円代で買ったエアブラシでここまで感動するとは思いませんでした。店長はさすがだと思いました。
使っているタイプ
プロスプレーのベーシックという一番安いものを購入しました。ネット通販で2000円代だった気がします。これは後から分かったのですが、実は自立が難しいので、スタンドがないと不便と言うことが分かり、MR.スタンドというスタンドを300円くらいで購入しました。(デラックスにはスタンドも付属しているようです。)
↓の写真の左のほうです。シングルアクションなので押せばドバっと塗料が出てくれます。
使うときの装備
メタリック塗装と仕上げのトップコートをメインで使っているので口径は0.4mmにしています。(一番標準的な口径は0.3mmですが、メタリック塗料は金属の粒子が含まれるため、少し大きめの口径で吹くと詰まりにくくオススメです。)
最初、購入した時はエア缶を接続して使ってみましたが、すぐに感が冷えてダメそうだったので、コンプレッサーに接続しています。それとコンプレッサーの方が安定してエアーを供給してくれるので綺麗に吹けること間違いなしです。
↓私はタミヤのレボ2というコンプレッサーで、たぶんネット通販で1万円代のものだと思います。接続するホースはレボ2用のものをむりやりプロスプレーに装着しています(笑)
使うときの注意点
・塗料の量
吸い上げ式なので、少し多めに塗料が必要、と言うことくらいでしょうか。ノズルがきちんと使っていないと吹けませんので。それとガンガン吹いてくれるので塗料の減りが結構すごいです(笑)
・塗料の出てくる口とエアの出てくる口の位置関係
塗料の出てくる口とエアの出てくる口の位置関係が上手くいっていないと全く吹けません。これは説明書の記載通り、塗料の出てくる口とエアの出てくる口が綺麗に一直線上に重なるように、そして高さも微調整が必要です。試し吹きを必ずすることをオススメします。
・塗料の希釈
私はMR.メタリックカラーGXを1:1の割合で薄めて使っています。塗料が濃すぎると上手く吹けませんし、薄すぎると食いつきが悪いのです。私は少し面倒ですが、タミヤの目盛付きスペアボトルを使って毎回毎回1:1になるようにきちんと塗料を希釈しています。
塗料を吹く時の注意店
※あくまで自己流でプロスプレーを使っていますので、参考程度にしてください。
・まずは捨て吹き・粗吹き
基本的には塗装は2回吹きくらいでやるつもりで行った方が綺麗になります。1回目は捨て吹きとか粗吹きとよばれ、5cm~10cmくらいの距離でザっと吹いていきます。
・2回目の本吹き
2回目は3cmくらいの距離で吹いていきます。あまり吹きすぎると垂れるので表面の塗料が滑らかになるくらいでやめましょう。
吹いた後の掃除や注意点
もう既に何回か吹けなくなったことがあったのですが、メンテナンスはきちんとしましょう。
・吹いた後そのまま放置はNG
吹いた後にはボトルの塗料をツールクリーナーで取り除き、ツールクリーナーで何回か吹いたりしてノズルや塗料の出る口に塗料が残らないようにしましょう。放置すると吹けなくなります。というかなりました。。
・クリアーを吹く場合
ノズルや塗料の出る口、ボトルに塗料が残っている場合があります。正直、値段も手ごろなのでクリアーを吹く場合は、クリアー吹き用にも一台購入しても良いと思います。
最後に
みなさんのホビーライフの参考になればと思います。
他のツールについては↓で紹介しています。
実際に使っている塗装ツールやエアブラシの紹介
さらに、それらツールを使ってメタリック塗装をした作品を↓に掲載しておりますのでよかったら合わせてお読みください。
MR.メタリックカラーGXを使った作品例